サンプルコードの動かし方(Eclipseでの新規プロジェクトの作り方)

こちらのページでは「サンプルコードを自分で動かしてみたい!」という場合や、「自分で新しくコードを作成して動かしてみたい!」という場合のEclipseでの操作手順を紹介していきます。

「Eclipseって何?」となっている方や、まだインストールされていない方はこちらのページを参考に、環境構築をしておいてくださいね。

Eclipseを起動する

まずはEclipseを起動していきましょう。

起動時に表示されるこちらの画面は特に気にしなくても大丈夫です。そのまま『起動』ボタンを押してください。

新規プロジェクトを作成する

Eclipseの起動が完了したら、画面左上にある『ファイル』タブをクリックします。開いたメニューの中の『新規』をクリックし、さらに『Javaプロジェクト』をクリックします。

次のような画面が開きますので、『プロジェクト名』の欄に好きなプロジェクト名を入力して『完了』をクリックしてください。(※プロジェクト名には英字が使われる場合が多いです。)

プロジェクトの作成が完了すると、Eclipseの画面の左端に先ほど入力したプロジェクト名のプロジェクトが増えていると思います。プロジェクト名の左側にある『>』という表示をクリックすると表示項目が増えますので、その中にある『src』を右クリックします。

開いたメニューの中の項目を『新規』>『パッケージ』の順でクリックしてください。

すると次のような画面が開きますので、『名前』の欄に好きなパッケージ名を入力します。

名前の欄には初めからプロジェクト名が入力されていたと思いますので、そのあとに『.(ドット)』で区切ってからパッケージ名を入力するようにしましょう。ここではプロジェクト名が『zerojava』、『.』で区切ってから『sample001』というパッケージ名を入力しています

パッケージはWindowsでいうところの『フォルダ』に近いものと思っていただければ大丈夫です。もちろん分かりやすくするという目的もありますが、サンプルコードごとにパッケージを作成しないと正常に動作しないのでご注意ください。

クラスを作成する

パッケージの作成が完了すると、Eclipseの画面左側にパッケージの表示が増えていると思います。

パッケージ名を右クリックして、開いたメニュー項目を『新規』>『クラス』の順でクリックしてください。

次のような画面が開きますので、『名前』の欄に『Main』(※Mは大文字)と入力します。

また、『public static void main(String[] args)』と表示されている項目のチェックを『チェック済み』の状態にしてください。ここまで出来たら『完了』ボタンを押します。

コードの編集と実行

するとコードがある程度自動で生成された状態で表示されますので、『// TODO 自動生成されたメソッド・スタブ』と表示されている部分にサンプルコードや自分が記述したいコードを記述します。

コードの編集が完了したら、プログラムを実行しましょう。

『Main.java』を右クリックして開いたメニュー項目を『実行』>『Javaアプリケーション』の順でクリックします。

コードの内容などに特に問題がなければ次の画像のように『コンソール』のタブの中に実行結果が表示されているはずです。

2つ目以降のサンプルコードを動かす

ここまでは最初のサンプルコードを動かすことを前提に手順をご紹介してきました、2つ目以降のサンプルコードを実行したい場合は、パッケージを作成する手順から再度実施すれば問題ありません。

パッケージエクスプローラー(※Eclipseの画面左側に表示されているタブ)の『src』もしくはすでに作成済みのパッケージを右クリックします。

開いたメニュー項目を『新規』>『パッケージ』の順にクリックします。

パッケージ新規作成の画面では『名前』の項目を『プロジェクト名.パッケージ名』となるように編集します。

作成されたパッケージ名を右クリックして開いたメニュー項目を『新規』>『クラス』の順にクリックします。

新規クラスの作成画面では『名前』の項目に『Main』と入力し、チェックボックスにチェックを入れておくことも忘れずに行いましょう。

これで2つ目のクラスの作成が完了しました。実行の手順は1つ目と同じ方法です。

3つ目以降のサンプルコードも同様の方法でパッケージとクラスを増やすことで、作成済みのサンプルコードを削除することなくファイルを増やして実行することが出来ます。

以上、サンプルコードを動かすうえで必要になるプロジェクトの作成から実行までの手順でした。