変数とは?変数の宣言と初期化

変数とは?変数の宣言と初期化【ゼロから始めるJavaの基礎~その9~】

前回まではJavaのプログラムの構造のお話をご紹介してきましたが、今回からは処理を記述する際に必要となる知識やルールをご紹介します。

まずは『変数』について、『変数とは?』という用語の説明から使い方までを今回から数回にわたってご紹介していきます。

『変数』はJavaに限らずプログラミング言語全般で共通する重要な考え方です。変数を説明する際によく使われる例が、『値を一時的に記憶しておくための箱』ですが、箱ってなんのこっちゃって感じですよね(笑)

もう少し噛み砕いて説明すると、プログラムを作成する際には、様々な数値や文字列などを一時的に記憶しておきたい場面があり、そんな時に使えるのが『変数という保管箱』だと思ってください。

言葉では分かりづらい部分もあると思いますのでサンプル使いながら説明します。皆さんも実際にEclipseで動きを確かめてみてくださいね。Eclipseでのプログラム作成方法はこちらのページをご覧ください。

今回のサンプルはこんな感じです。

String str = "変数とは一時的に情報を保管しておくことができる保管箱のようなものです";

System.out.println(str);
System.out.println(str);
System.out.println(str);
System.out.println(str);
System.out.println(str);

前回の内容で実行したサンプルプログラムと似ている部分もありますが、1行目に見たことのない記述があると思います。

ここが変数を使用している部分で、変数に長い文字列を保管しています。そしてそれを3行目から7行目で5回取り出すという動きをしているプログラムです。

このプログラムの実行結果は次の画像のようになります。

変数を宣言する

さて、それでは変数の具体的な使い方をご紹介していきましょう。

冒頭で『変数は値や文字列を保管しておくための箱』だという表現をしました。箱に何を入れておくかは置いておいて、とりあえず空の箱を用意することを『変数を宣言する』という言い方をします。

そして、『変数を宣言』する際にはお決まりのパターン(構文)があります。

構文

データ型 変数名;
例)String str;

データ型についての詳しい内容は後述しますが、変数という箱は小数や、整数、文字列といったデータの形式ごとに用意する必要があり、『文字列を入れておくための箱』といった感じで分類を指定する必要があるということは覚えておきましょう。

文字列を保管する箱を作る際には『String』というキーワードをデータ型に指定します。また、変数名の部分については、一定のルールに従っていればプログラマーが自由に命名することが出来ます。 

この変数名を決める際のルールの事を『命名規則』といい、変数の場合は次のルールがあります。

  • 半角英字で記述する
  • 先頭文字は小文字であること
  • 複数の単語が含まれる場合は2つ目以降の単語の先頭文字を大文字で記述する

【良い例】

name/age/myHobyy/thisIsNumber …etc

【悪い例】

Human(※大文字から始まっている)

bookname(※単語の区切りが大文字になっていない)

…etc

こちらも慣れてくれば迷ったり、頭を使わなくても命名出来るようになりますので、ご安心ください。

変数に代入する

変数という箱、それ自体を用意する方法は分かりましたね。用意した箱に実際に保管しておきたい情報を入れることを『代入する』と言います

代入を行う際の構文は以下のとおりです。

構文

変数名 = 保管したい値;
例)str = “変数とは一時的に情報を保管しておくことができる保管箱のようなものです";

ここで使われている『=(イコール)』の記号の意味は数学で『左辺と右辺が等しいことを表す』記号とは、意味が違うということは覚えておいてください。Javaにおいては『右辺の値を左辺の変数に代入する』という意味です。

変数の初期化

ここまで、『変数の宣言』と『値の代入』という2つのアクションを紹介しました。

この2つは、1行にまとめて記述することができ、この方法は『変数の初期化』と呼ばれたりします。

構文

データ型 変数名 = 保管したい値;
例)String str = “変数とは一時的に情報を保管しておくことができる保管箱のようなものです";

これでサンプルコードの1行目と同じ形になりましたね。

今回の場合だと、文字列を保管できる『str』という箱に『 変数とは一時的に …(長いので省略)』という文字列を保管(代入)する。という処理になっています。

変数という箱の用意の仕方と、値の代入方法は何となく掴めましたでしょうか?

次回は保管した値の使い方をご紹介します!

今回も最後までお読み頂きありがとうございました!