変数の使い方

変数の使い方【ゼロから始めるJavaの基礎~その10~】

前回は『変数とは何か?』という説明と、変数に値を保管するために『変数に値を代入』をするための構文をご紹介しました。

今回は保管した値の使い方と上書きの方法をご紹介します。

変数の使い方

前回使用したサンプルコードはこちらです。

String str = "変数とは一時的に情報を保管しておくことができる保管箱のようなものです";

System.out.println(str);
System.out.println(str);
System.out.println(str);
System.out.println(str);
System.out.println(str);

1行目で『str』という変数に『変数とは…(略) 』という文字列を値として代入しているのでしたね。その変数の中身を使用しているのが3~5行目です。

『System.out.println();』というのは『()』の中の記述をコンソールに出力するというお決まりのパターンです。「コンソールに出力?」となっている方は、こちらの記事を参考にしてくださいね。

今回『()』の中には1行目で定義をした変数の名前(str)が記述されています。

このように変数は定義したあとであれば、値を使用したい場所で変数名を記述することで、保管している値を使うことが出来ます

注意が必要なのはこちらの記事でも紹介した処理の順番です。プログラムは原則として、上から下へと処理が実行されるのでしたね。

そのため、下記のように変数の定義と呼び出しの順番が逆だと、変数を使おうとした1行目の時点でJavaくんは「そんな変数はこの世に存在してないよ!」ってな状態になってしまい、プログラムのコンパイルが失敗します。

System.out.println(str); // 『strを変数に解決できません』というエラーが発生!

String str = "変数とは一時的に情報を保管しておくことができる保管箱のようなものです";

変数は使いたい場所より前で定義されているようにしましょう。

変数の値の上書き、値を変更する

変数はその名の通り、保管されている値を変更することが出来ます

変更すると、それまで保管されていた値は破棄されてしまいますので、ファイルを上書きするような感覚に近いかなと思います。変数を上書きする際の構文は次のようになります。

構文

変数名 = 値;

(例)str = “上書きする";

変数を定義する際にはデータ型を記述する必要がありましたが、変数の値を書き換える際にはデータ型の記述はしません

同じ名前の変数をファイル内に複数定義することは出来ないので、データ型を記述してしまうと、同じ名前の変数は定義できませんという旨のエラーが発生します。

ちなみに値を書き換えられるのは、すでに変数が定義されているという前提に基づきますので、変数名に記載した変数が定義されていないときは、もちろん上書きする構文も使えません。その時は変数を定義するステップからスタートしましょう。

以下は変数を定義してその内容を出力した後、変数の中身を変更してから再度出力をしているサンプルコードです。

String str = "最初の変数の中身です";
System.out.println(str);

str = "上書きした変数の中身です";
System.out.println(str);

2行目と5行目で使用している変数は同じ変数ですが、4行目で内容が書き換えられているので、実行すると以下のような結果になります。

変数の使い方と、保管した値を書き換える方法をご紹介しました。まだ今の段階で変数を使用するメリットや使いどころが想像できないのは仕方のないことです。ご安心ください。

変数はプログラミングを学ぶ上では欠かせないものですので、変数という存在と使い方は覚えておきましょうね。

今後も繰り返し使っていきますので、使いながら慣れてもらえれば問題ありません。

今回も最後までお読み頂きありがとうございました!