『Java Silver』に勉強時間2カ月で合格!?IT知識ゼロ!業界未経験!もちろんプログラミング経験ゼロでも大丈夫!!

はじめに

こんにちは、natuです。
今回はプログラミング経験ゼロ、業界も未経験の状態から転職のために『Java Silver』というプログラミング言語『Java』の資格を2カ月で取得した方法と勉強に使用した本(参考書)をご紹介したいと思います。
ちなみに、よくあるプログラミングスクールの案内や情報商材の販売のための記事ではないことをあらかじめご案内しておきます

これからご紹介する方法は街の本屋さんや、Amazonなどで買える参考書を使用し完全に独学で資格取得を目指す方法です。
実際に私が実践し、1回目の試験で1発合格を勝ち取ることが出来た方法です。どなたでも真似して実践することが出来る内容になっています。

ちなみに未経験からのIT業界への転職を目指している方にとって、『Java』や『Python』といったプログラミング言語の初級資格は下手にポートフォリオを作成するよりもよっぽど説得力のある武器になります
私も未経験から転職をした一人ですが、面接の勝率は9割を超えています。

これはおそらく就職活動を始める前に『Java Silver』の資格を取得していたことが大きな要因だったと感じています。
(未経験からの転職の場合、自己学習、自己解決ができるか、積極的に知識を増やせるかなどが判断材料になる。資格はそのすべてを証明してくれます。)

ぜひ私が実践した方法を参考にしていただき、資格を取得。転職の大きな武器にしていただければ幸いです。
今回は転職のためのメリットを大きく取り上げましたが、もちろん転職後も大いに役立つ資格です。

購入すべき参考書は3冊だけ!!

『3冊も買って勉強しないといけないの!?』と思われた方。ごめんなさい。3冊も必要です。
ただそのうち1冊は問題集なので許してください(笑)

早速、『Java Silver』を取得するために必要になる3冊の参考書を紹介していきます。

スッキリわかるJava入門 第3版 (スッキリわかる入門シリーズ)

1冊目は『スッキリわかるJava入門 第3版 (スッキリわかる入門シリーズ)』です。
実は私はこの参考書は少し厚めの本だったということもあり購入を避けていたのですが本当に失敗しました。
Javaをこれから学びたいのであれば、間違いなく1冊目に選ぶべき参考書です!

この本を買うまでに他のJava初学者向けの参考書を2冊も買ったのですが、2冊読み終えてもいまいち腑に落ちる感覚が無いというか、理解できているのか理解できていないのかが分からないという感覚がありました。
そして、この本を読んで理解できていなかったということをやっと理解します(笑)

他の参考書もJavaをこれから学びたいという初学者に向けて基礎的な知識を本にしているのは同じなのですが、情報が浅い、そしてJavaを理解する上で必要な情報以外の情報も盛り込まれてしまっているというのが私の感想です。

おそらく初学者のためにとっつきやすい内容を目指した結果、ふわふわとした理解しかできない内容に仕上がってしまっているという感じですね。

それに比べて『スッキリわかるJava入門 第3版 (スッキリわかる入門シリーズ)』は必要な情報を必要なだけ、初学者がつまづきやすいポイントは徹底的に解説してあります。
「ここ分かりづらいな~」と思ったポイントなどは大抵、小見出しなどが用意されていて「ここ分かりにくいですよね?こんなイメージだとどうですか?」みたいな感じで親切に解説が入っています。
まさに『かゆい場所に手が届く』参考書になっています。

また、本の内容は一貫して現場に出て働くことを想定した内容になっているので、今学んでいる知識が現場で働くようになってからどのように必要になったり、役に立っていくのか、そのあたりがイメージしやすい内容に仕上げられています。
今になって改めて内容を見直してみると『お見事!』と言いたくなるような参考書です。
Javaを学びたいならこの参考書だけは絶対に買ってください(笑)

オラクル認定資格教科書 Javaプログラマ Silver SE11

2冊目は『オラクル認定資格教科書 Javaプログラマ Silver SE11』という参考書です。
1冊目に紹介した本がこれからJavaを学び始める人を対象とした本だと位置付けるならば、こちらの本は初学者向けの参考書を1冊読了し、資格取得に向けて本格的に勉強を始めるときに使うべき本だと言えるでしょう。

この本も一応は初学者向けとして書かれてはいるのですが、まさに参考書!!という内容で初めての方にはかなりとっつきづらい内容に仕上がっております(笑)

その分内容は知識が無駄なく詰め込まれているので、効率よく資格試験に向けた勉強を進めることが出来ます
1冊目に紹介した『スッキリわかるJava入門 第3版 (スッキリわかる入門シリーズ)』で身に着けた知識を土台として、この参考書で更に踏み固めていくというイメージで使っていただけるといいかと思います。

また、章ごとに難易度は易しくしてありますが資格試験をイメージした練習問題が用意されていますので、『自分がこの章で学んだ知識が資格試験ではどのように問われるのか?』ということが具体的にイメージできるようになります。
このイメージを持って知識を詰め込めるかどうかは短期間で合格できる実力をつけるために重要なポイントになりますので、ぜひ意識しながら読み進めてもらえるといいかと思います。

オラクル認定資格教科書 Javaプログラマ Silver SE11』で勉強している最中に、「堅苦しい言葉ばかりで説明されていて全然理解できないよ??」という状態になってしまったら、1冊目で紹介した『スッキリわかるJava入門 第3版 (スッキリわかる入門シリーズ)』の同じ内容の部分をもう一度読んでみてください。きっと分からなかった部分も理解できて復習もできて知識の定着につながるはずです。

「一度読んだ本をもう一度読むなんて効率が悪い」と思われる方もいるかもしれませんが、人間の脳にとって記憶をするためには必ず反復が必要になります。
何度も繰り返し脳に記憶をすることで、より一層忘れづらい記憶となっていきます
短い時間で効率的に知識を定着させるためにも「分からないな?」という部分が出てきたら、一度読んだことがある本の同じテーマの章を開く癖をつけるようにするのがおすすめです。

ちなみに、『オラクル認定資格教科書 Javaプログラマ Silver SE11』には模擬試験が2回ついています。
章末の問題は実際の試験と比べると、少々難易度を落とした内容になっていますので、1通り勉強が終わった段階で模擬試験に取り組んでみてください。
自分の苦手な内容に気づけたり、理解できていると思っていたのに問題として出されるとチンプンカンプンな分野が出てきたり、あまりの難しさにショックを受けたりと、ただ知識を入れるだけの学習では気づけなかったことに気づけるはずです。

その気づきを気づきで終わらせず、さらなる反復学習のための課題の材料としてください。
間違えた問題は必ず『なぜ間違えてしまったのか?』『どうすれば間違えなくなるか?』を考えながら復習し再度解いてみましょう

また、せっかく模擬試験形式で問題を用意してくれているので、実際の制限時間『180分』を計測し、途中で休むことなく最初の問題から最後の問題まで解くようにしてみてください。

私が最初に模擬試験を解いてみた時は180分という時間制限には問題がなく、全ての問題の解答を終えることが出来ましたが、最後の1時間はほとんど集中することが出来ず、脳が停止してしまって分かるはずの問題も何が何だかという状態になり、かなりのショックを受けました(笑)

3時間ぶっ通しで問題を解き続けるというのはなかなか鬼畜の所業です(笑)
それでも資格取得のためには越えなければならない壁ですので、模擬試験を本番に近い形式で解くことによって少しでも慣れておけるようにしましょう。

徹底攻略Java SE 11 Silver問題集[1Z0-815]対応

3冊目は『徹底攻略Java SE 11 Silver問題集[1Z0-815]対応』という問題集です。
「参考書も模擬試験もやったのに問題集もやらないとだめなの?」と思われる方もいるかもしれませんが、答えは『やった方が合格率が格段に上がるので、できる限りやった方が良い』です。

学校的な言い方をするのであれば『オラクル認定資格教科書 Javaプログラマ Silver SE11』は教科書、『徹底攻略Java SE 11 Silver問題集[1Z0-815]対応』は問題集です。
教科書を読んだだけではどんな問題が出題されるのか、イメージがしにくいですよね?
自分が勉強して培ってきた知識がどんな形で出題されて、どのような選択肢が用意されているのか?どんな引っ掛け方をしてくるかなど、敵の情報は多く知っておいて損はありません。

オラクル認定資格教科書 Javaプログラマ Silver SE11』でも章末に練習問題が用意されていて、模擬試験も2回。
問題数は十分にも感じますが、練習問題は知識の確認の問題であって試験対策問題ではありません。
模擬試験2回では各章に該当する問題は数問ずつしか解いてないことになります。

試験に1発合格するためにも、たくさんの問題を解いて問題の傾向を知り、対策をしっかりしておきましょう。

具体的なスケジュール(資格試験まで2カ月間のロードマップ)

さて、購入すべき本ということで三冊の本をご紹介してきました。
3冊ともそれなりに分厚くて重みのある本なので、正直嫌気が差している方もいるかもしれませんね(笑)

ただ、今後プログラマーとして働くことを考えているのであれば、もっと分厚かったり、はるかに難しい内容の本も読む必要性が必ず出てきます。
今後のためにも本を読むこと、知識を頭に入れることに慣れておきましょう。

この3冊を使えばおそらくほとんどの方が『JavaSilver』の試験に合格し、資格を取得することが出来ると思いますが、この記事を読んでくださっている方はおそらく時間が無い方も多いと思います。
『2カ月で』というキーワードで見に来て下さった方も多いと思いますので実際にどんなスケジュールで勉強したらいいかを共有したいと思います

1カ月目は焦らず徹底的に知識を入れる

1カ月目は、1冊目に紹介した『スッキリわかるJava入門 第3版 (スッキリわかる入門シリーズ)』をとにかく読み込んでみてください。
読み方は人それぞれにお任せしますが、『1度読んだけど内容はほとんど忘れてしまった』という読み方では意味がありません
難しくて中々進めないという方は、1度目はサラッと最初から最後まで流し読みで構いませんが、その場合は必ず2回読む時間を作ってください。
2回目は全体像も把握できているので、1回目に難しいと感じた部分も2回目は理解がしやすくなっていると思います。

1回目からしっかり読み込むタイプの人も読了した時点で、流し読みで構いませんので、もう一度最初から最後まで目を通してみてください。
おそらく、「あれ、ここの内容ってどんな感じだったっけ?」という部分が出てくるはずです。
そう感じたら、その章はもう一度しっかり読み直してください。

このように勉強方法には人それぞれ進めやすい方法というのが存在しますが、どの方法でも必ず大事になってくるのは『反復』です。
「1度読んですぐに内容を理解できて、中々忘れることは無い」という方は一般ではほとんどいません。天才です(笑)

「時間がないのに!」と焦る気持ちも分かりますが、ぜひ『反復』が大切ということは意識して取り組んでみてください。

自分の手でプログラムを動かしてみる

ここまでは机上での勉強方法の紹介が多くなりましたが、せっかくプログラミングを学んでいるわけですから自分でプログラムを動かしてみましょう。
言葉だけでは理解しにくかった内容が、動きを見ることでスッと頭に入ったりもします。

プログラミングの仕方や環境構築の仕方は『スッキリわかるJava入門 第3版 (スッキリわかる入門シリーズ)』でも紹介されていますし、当ブログでも画像付きの記事を用意しています。良かったら参考にしてみてください。

プログラミングはやはり自分で作って、エラーが出て、それを解消して、また作ってと自分で動かし失敗してみるというのが一番身に付く方法だと思っていますし、当ブログでもその方法をご紹介しています。

本当は学んだ内容や、参考書で出てきたコードをひたすら動かしたり改造したりしよう!と言いたいところですが、プログラムを作って動かす方に熱中してしまうと2カ月では足りなくなってしまうので、今のところはほどほどが良いでしょう。

2カ月目は1問でも多く問題に触れ、苦手を潰そう

1カ月目は基本的な知識を頭に入れること、定着させることを意識して勉強することをおすすめしてきました。
ただ、参考書から得た知識、プログラミングをして得た知識、これらは資格試験向けの知識ではありません。
2カ月目は1カ月目に蓄積させた知識が試験ではどのように問われるのか?自分が試験で苦手と感じるのはどの分野なのか?といった試験ならではの知識を積んでいきましょう

まずは2冊目に紹介した『オラクル認定資格教科書 Javaプログラマ Silver SE11』で知識の確認をしつつ、問題を解くことに慣れてみてください。間違えた問題は必ず解説を読み理解すること。
間違えた問題を放置してもいいことはありません。
問題というのは自分が身に着けたと思っていても身につけられていなかったことに気づかせてくれる物でもあります。
間違えた問題を解説も読まずに放置するなら問題を解くだけ時間の無駄です。

少し厳しい言い方になってしまいましたが、間違える問題が出てくるのは当たり前です。
ちなみに私が最初に問題を解き始めたころの正答率は50%くらいでした。正直かなりへこみましたね(笑)

解説を読んでも分からない問題が出てきたら、1冊目に紹介した『スッキリわかるJava入門 第3版 (スッキリわかる入門シリーズ)』の同じ内容の部分を読み直してみてください。
『2回読んだのにまた読むの!?』と思った方。『理解できるまでは何回でも』読んでください(笑)

オラクル認定資格教科書 Javaプログラマ Silver SE11』の模擬試験以外の部分が終わったら模擬試験を解いてみましょう。
自分の実力にがっかりする方もいると思いますが、多くの方が同じように壁にぶち当たっています。安心してください。

そこまで終わったら『徹底攻略Java SE 11 Silver問題集[1Z0-815]対応』でひたすら問題を解いていきましょう!
あとは『問題を解く、解説を読んで理解する』ひたすらこれの繰り返しです。
ちなみに問題集も2周はしたいですね。

1度解いた問題をもう一度やることに違和感を覚えるかもしれませんが、意外と1回目で解けた問題を2回目で間違えたりして理解の甘さに気づいたりします。しっかりと知識を固めて試験に備えましょう。

また、本番の試験は180分と、鬼畜と言ってもいい長さです。慣れていないと集中力が持たずに撃沈する可能性が高いので、模擬試験は本番に近い形で、なるべく180分の制限時間を計測して取り組むようにしてみてください

さいごに

いかがだったでしょうか?最後まで読んでいただき本当にありがとうございました。

何度も行ってきましたが、知識の定着には反復が大切です。
これまで学校の試験を一夜漬けで乗り越えてきた猛者も大勢いらっしゃるかもしれませんが、正直に言ってその方法だと『Java Silver』は取得できません。

180分という時間の中で効率よく正確に解答を続けるためには、しっかりとした知識と問題への耐性が必要です。
本当に試験まで2カ月しかないという方、もう少し時間がある方など人により使える時間は様々だと思いますが、その中でいかに効率よく反復し自分の知識にできるかということを意識して取り組んでみてください。

この記事を読んでくださった方々が良い結果を出して、1発合格をつかみ取れることを祈っています。
頑張ってください!