未経験からプログラマーに転職!ポートフォリオはいらないって本当!?

はじめに

こんにちはnatuです。
今回の記事では、IT業界全くの未経験からプログラマを目指して転職をするときにポートフォリオは必要か?という話題です。

ちなみに私の個人的な意見は『未経験から転職を目指しているならポートフォリオは必要ない』です。
(私はバックエンドエンジニア志望で転職活動をしていました。フロントエンドの場合は少し毛色が違うかもしれませんのでご了承下さい。)
なぜ必要ないと言えるのか、その理由についても説明していきたいと思います。

そもそもポートフォリオって何?

『ポートフォリオ』というこの言葉、分かり辛いですよね…。
私自身も転職を考え始めたころに、『プログラマを目指すならポートフォリオを作りましょう!!』みたいな記事をどこかで読んで「ポートフォリオって何???」となって調べまくったのにスッキリしなかったことを覚えています。

ちなみに『portfolio』という英語の意味を調べてみると『畳紙』や『書類カバン』など全くあてにならない訳が出てきます(笑)
また、業界によって使われる意味が全く違うので、その点についても注意が必要ですね。

ではIT業界でいう『ポートフォリオ』とはどのような意味で使われているかというと、『自分の職種(ここではプログラマとしましょう)におけるスキルや実績を証明し、評価してもらうときに使う資料および作品のこと』と思ってもらえればいいでしょう。

プログラマにとってのポートフォリオとは?

少し具体性に欠ける説明だと思うので、プログラマにとってのポートフォリオとは何かということを考えてみましょう。
また、プログラマと言っても分野によって製造するものにはかなり違いがありますので、ここでは『フロントエンドエンジニア』と『バックエンドエンジニア』に分けてみます。

まず、『フロントエンドエンジニア』の場合はざっくりとした例だと『Webサイト』そのものがポートフォリオの1例としてあげられます。
『動くWebサイト』ではなくてもいいと思います。『HTML&CSS』などを勉強し、自分のオリジナルサイトを作成してみる。
自分なりのデザインや動きもつけてみましょう。

それだけでも十分ポートフォリオと呼べる成果物です。

では『バックエンド』の場合はどうでしょう?
バックエンドの場合は目に見える部分の製造にはあまり関わりません。バックエンドの場合のポートフォリオの例で多いのは『Webアプリ』と呼ばれるようなアプリケーションです。

よくあるのは『在庫管理システム』や『社員情報管理システム』だったり『ECサイト』など、画面に表示されているボタンのクリックをきっかけにバックグラウンドで何らかの処理が行われたり、データベースへアクセスして情報を取得したり、その結果を画面に表示するといった機能を持ったアプリケーションですね。

このようなアプリケーションを作成出来たり、さらにAWSのEC2にデプロイしてインターネット環境があればどこからでもアクセスできるようにしたりということが出来ればかなり説得力のあるポートフォリオとなるでしょう。

ポートフォリオは独学でも作れる?

えっ…。バックエンドのポートフォリオって難しくない?初心者が作るの無理じゃない…?

知らない言葉ばっかりだし、初心者が独学でポートフォリオを作るなんて無理なんだ…

ここまで読んでいただいた方の中には、こんな感想をお持ちの方もいるのではないでしょうか?
私が転職活動を始めた頃に調べ物をしていてこのことを知った時はこんな感じでした(笑)

ショックのあまり未経験からプログラマに転職するなんて無理なんだとさえ思いました。
未経験からプログラマを目指すならやっぱり高いお金を払ってでもスクールに通う必要があるとも思いましたね。

ですが、結局スクールに通うこともなく、無事に未経験からプログラマへの転職を成功させた今、改めて「ポートフォリオは未経験者でも独学で作れますか?」
と聞かれたらこう答えます。

「未経験、しかも独学でもポートフォリオは作れる!だけどおすすめはしない!」です。

未経験者に独学でのポートフォリオ作りをおすすめしない理由

そもそもポートフォリオの提示を求められない

なぜ私がプログラミング未経験者の方が独学でポートフォリオを作成することをオススメしないのかというと、そもそも未経験者を対象とした募集の場合、ポートフォリオの提示を求められることが無かったからです。

私が転職活動をしていたときももちろん転職情報サイトで求人を探し、未経験者でも応募できる求人に応募していました。

10社ほど応募しましたが、ポートフォリオの提示を求められた事は一度もありませんし。募集要項にポートフォリオという文字を見かけたこともありません。

私はバックエンドエンジニアを目指して転職活動をしていたのでフロントエンドの募集については分かりませんが、未経験者向けの求人でポートフォリオを求められることは多くはないでしょう。

自分から提示することは可能だが、スキルを測れる面接官ではない可能性が高い

もちろん自分から「ポートフォリオを持っているので見てください!」と提示することは出来るでしょう。

しかしながら、そのポートフォリオを見てどれくらいのプログラミングスキルが身についている未経験者なのか、それを判断する能力が面接官にはあるでしょうか?
私個人の転職経験からすると『答えは否』です。

私が転職活動をしていた際の面接官はほとんどが人事部か営業部の方で、エンジニアの方が面接官だったことはありませんでした。
IT業界で働いているからにはIT関係の知識もある程度は持っているのでしょうが、ポートフォリオを見て、その成果物を製造するためにはどの程度の知識が必要なのかを判断できる程の知識は持っていないのがリアルなところだと思っています。

もちろんIT業界に入りたい!プログラミングを身につけたい!という熱意は伝わるでしょう。
ただ、熱意を伝えるのであれば、これから紹介する『資格を取得する』という方法でも十分可能です。

『未経験者からプログラマになるための転職活動』においてはポートフォリオを作るのはコストパフォーマンスが悪いと私は思っています。

ポートフォリオよりも武器になるのは資格だ!

資格取得者のレベルが誰でも判断できる

未経験者がプログラマになることを目的とした転職活動で、ポートフォリオより役立つのは『資格』だと私は思っています。
何故なら、資格試験はどのような知識が、どのようなレベルで問われる試験なのかが公開されています。

そのため、『資格を取得しているということは、資格試験で問われる水準の知識は身についていることが保証されている』ということですね。

つまり、ポートフォリオを見て、そのポートフォリオを作った人にどんなスキルがあるのか、どの程度のレベルなのかを判断できない面接官でも、資格を持っているか否かによる判断はできるというわけです。

ゴールへの道筋が明確

もう一つ私がポートフォリオを作るよりも資格の取得をおすすめする理由としてあげるのは、『資格取得の方がゴールへの道筋が立てやすい』という理由です。

具体的にどういうことなのかを説明するために、未経験者が独学でポートフォリオを作ろうとしたときにおこりえる問題をピックアップしてみます。

未経験者が独学でポートフォリオを作ろうとしたときにおこる問題

・ポートフォリオを作るために必要な知識レベルが分からない
・何を勉強すればポートフォリオを作れるのか分からない
・一人で成果物を完成させられる実装力が身に付かない                        …etc

いくつか問題を挙げてみましたが、簡単に言うと『何から手を付けていいか分かりません』という状態になってしまうということです。

一方資格の場合は資格用の参考書や問題集が市販されています。
そういった本の中にはどのように勉強を進めれば合格率を上げられるのか?などが丁寧に書かれていますし、資格試験の応募方法まで解説してくれているものもあります。

そのような本を買ってしまえば、『何から手を付ければいいの!?』という状態にはならないでしょう。
当サイトでも私自身の合格体験記を載せています。
どの本を使えばいいのか、具体的な勉強スケジュールなども公開していますので、よろしければ参考にしてください。

バックエンドエンジニアを目指すあなたにおすすめの資格は?

ポートフォリオを作成するよりも資格を取得する方が、効率的に転職に役立つ武器を手にすることが出来る!ということはお判りいただけたかと思います。

では実際にどんな資格を取得すればいいの?と思われた方もいらっしゃるでしょう。
私がおすすめするのは『Java』というプログラミング言語の資格である『Oracle Certified Java Programmer, Silver SE 11 認定資格』という資格です。

この資格試験は日本語で受けられますが、国際的な資格でもあり、Javaプログラマーとしてのスキルをしっかりと証明してくれる資格です。
企業によっては新人プログラマーにこの資格を取得することを薦めていることもありますし、資格を取得すると祝い金や昇給につながる企業もあるような資格です。

当サイトでも私自身の合格体験記を載せています。
どの本を使えばいいのか、具体的な勉強スケジュールなども公開していますので、よろしければ参考にしてください。

どうしてもポートフォリオ(成果物)を作りたいときは?

資格がおススメなのはわかったけど、やっぱり目に見える形でプログラムを作ってみたいな…。

座学ばっかりじゃなくて動くプログラムを作りながら学びたいよ…。

ここまで読んでいただいた方の中にはこのような感想をお持ちの方もいるでしょう。
私自身も「せっかくプログラミングを学ぶのだから、自分の手できちんとプログラムを製造して動かせるようになりたい…!」と思っていた時期もあるので、気持ちは痛いほど分かります。
諦めずに勉強を続けるためのモチベーションを維持することも大切ですしね。

そんなあなたには独学よりもスクールに頼る方法がおススメです。
プログラミングの教材は大きめの本屋さんに行けばたくさん並んでいますし、ネットでも十分な情報を集めることは出来ます。
しかしながら、それは必要な情報が何なのかが分かっていることが前提で、未経験者の方にはかなりハードルが高いです。

いろいろな本を買い集め、読み漁っても自分が作りたいプログラムに必要な知識が得られるとは限りません。
この本ではない、方向性は合っているけど情報が足りないなど、寄り道を繰り返しているうちに嫌になってしまうでしょう。

その点スクールではスクールそれぞれが教材を用意し、最終的にはある程度のプログラムを組めることを目標としたカリキュラムを提供してくれます。
『このスクールでの目標を達成するためには、この道筋で勉強すれば大丈夫だよ!』とガイドさんがついているようなイメージでしょうか。

自分ひとりで教材探しから始めるよりは遥かに効率がいいのは一目瞭然ですね!
対価として求められる費用は大きいですが、その分得られるものも大きいでしょう。

私は入社後に新入社員研修という名目で3カ月間外部のスクールに通ったことがあります。
独学とは比べ物にならないスピードで成果物を作るための知識が効率よく吸収できたので、お金の問題さえクリアできるのであればスクールに通うのは間違いなくあなたの力になります

切磋琢磨できる仲間や、気軽に質問できる講師の方がいるのも独学では手に入らない貴重な環境です。

どんなスクールを選べばいいの?

プログラミングスクールは近年急増傾向にありますので選び方に困る方もいらっしゃるでしょう。
また、何を学ぶか分からないのに数あるスクールの中から選べと言われても、何を基準に選べばいいのか分からないですよね。

最低限押さえておきたいポイントをピックアップしておきますので、スクール選びの際の参考にしてください。

プログラミングスクールを選ぶときに抑えておきたいポイント

① バックエンドの言語を学べるコースがあるか
② 就職支援のサポートがあるか

ポイントとして挙げた項目をなぜ選んだのか、1つずつ説明していきますね。

① バックエンドの言語を学べるコースがあるか

スクールを選ぶ段階で、学びたい言語は絞れていると良いのですが、そうでないままにスクール選びから始めてしまう方もいらっしゃるでしょう。
無料相談会などで相談に乗ってもらっていい人だったし申し込み!とトントン拍子で話が進んでしまった結果、気づいたらフロントエンドのコースしかなかった!なんてことがあるかもしれません。

フロントエンドを学びたい方なら問題は無いですが、個人的にはせっかく高いお金を出してスクールに通うくらいなら絶対にバックエンドを学んだ方が良いと思っています。

『バックエンドを学んでからフロントエンドを学ぶ』という流れの場合、比較的容易に言語の違いを受け入れることが出来るでしょう。
ところが『フロントエンドを学んでからバックエンドを学ぶ』という流れだと、おそらく多くの方々が、プログラミングの真の姿を見たかのように、毛色の違いに驚くことが想定されます。
人によってはそこでクラッシュしてリタイアなんてことも少なくは無いでしょう。
それくらいバックエンドの言語というのは未経験者からすると非常に難解かつ複雑なものなのです。

実際に私がスクールに通っていた時にもフロントエンドはある程度扱えるという同級生がいたのですが、アドバンテージになるどころかバックエンドの考え方やコードの書き方の違いを受け入れることが出来なかったのか、最後まで成績が伸びずに苦しんでいる方がいました。

② 就職支援のサポートがあるか

皆さんがプログラミングを学ぶことを決めたきっかけは何でしょうか?
この記事を読んでくださっている方の多くは転職が直近のゴールだと思います。

スクールによっては『プログラミングを教えることは教えるけど、そこまでだよ』というスクールも存在しますが、最近は就職支援サポートがついているスクールも少なくありません。
そういったスクールでは自己分析を手伝ってくれたり、履歴書や職務経歴書の書き方指導があったり、面接対策もしてくれたりと転職活動を力強くサポートしてくれるシステムがあります。

皆さんの目的は『プログラミングを学ぶ』ことで終わりではなく『プログラミングを学ぶ + 転職(就職)を成功させる』ことですよね。
本来の目的を達成するためにも、就職支援サポートがついているスクールを選ぶことがおススメです。

プログラミングスクールを選ぶ際のポイントを満たしているスクールはこちら!

選び方のポイントは分かったけど、数が多すぎて大変です…。

そんな方のために先ほど紹介したポイントをクリアしているスクールをいくつかピックアップしておきます!
中には無料体験が出来たり、無料相談会などを行っているスクールもあります。

無料とはいえ時間をかけるのは億劫だと思われるかもしれませんが、駆け足で入学して後から後悔してもお金と時間は返ってきません…。
納得してから入学し、後から後悔しないように是非無料体験や、無料相談といったプログラムを活用してください!

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